ヒメタニシにモノアラガイにサカマキガイそしてカワニナ

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貝の種類はここ淡水の水槽や手作り池だけでもたくさんありますね。

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水槽に生き物を飼うと自然界と異なる点がいくつか出てきますが、まず直面する問題としまして、大自然と異なり生き物の糞尿やエサの食べカスを浄化しきれないことがあります。動物とのバランスが良ければ水生植物によって浄化しきれると思いますが、現実問題、難しいです。そこで、エビ系や貝系に掃除してもらうことになります。

まず、エビ系はは非常にパワフルで重宝します。死んだ魚がメダカ位の小ささであれば、ヌマエビが寄ってたかって処分してくれます。道路で亡くなられた小動物をカラスが食するが如く。

次に貝系です。家にある水槽にはモノアラガイとサカマキガイとヒメタニシとカワニナがいます。ガラス清掃は主に彼らの担当です。そして魚のフンも彼らが食してくれます。

さて自然界は弱肉強食でして、生態系はピラミッド型で成り立っていると言われていますが、水槽内もこの自然界と同じピラミッド型の生態系を構成すれば、末永く生き物の秩序が保たれることになります。

家の水槽はどうでしょうか。水槽内の清掃用で貝系を増やしたのですが、丈夫で繁殖力の高いサカマキガイが増え始めました。次から次へとそこかしこに卵を産みます。大きさは5mm程度ですが、どんどん増えるとあまり気持ちのよいものではありません。サカマキガイと姿がそっくりで、少し大きめのモノアラガイという貝がいます。モノアラガイは殻が右巻きですが、サカマキガイは左巻きです。で、名前がサカマキガイとなるわけです。本当であれば正統派のモノアラガイに増えてほしいのですが、なかなかうまくいきません。

このサカマキガイより強い生き物を水槽内に入れることも考えられますが、入れる生き物も思いつきませんし、その強い生き物が代わって水槽内の王者になるかもしれません。

日々の仕事は増えたサカマキガイの処分になるのですが、庭に作った手作り池に入れてしまいます。池の大きさからいって繁殖力が強くても目立ちません。何かのエサになっている可能性もあります。鳥か、イシガメか、タイコウチか、コシマゲンゴロウか、はたまたヤゴかわかりませんが。

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